探偵事務所の選び方7つのポイント|失敗しない浮気調査の依頼先を見極める方法

探偵に依頼する

「見積もりを取ってみたけれど、安いのか高いのか分からない」「相談員は親切だった。でも、実際に調査するのは誰だろう」。探偵事務所を探していると、こんなところで手が止まりませんか。

浮気調査は、依頼する前に出来上がりを見られません。広告の「実績多数」や「業界最安」だけで決めると、調査の進め方や最終的な費用を十分に知らないまま契約してしまうことがあります。

私は探偵業界で10年以上、相談や調査に関わってきました。この記事では、契約前に比較したい7項目、見積書の読み方、料金の目安を順に説明します。まだ依頼すると決めていない方も、比較用のメモとして使ってください。

見積書を読み、依頼先を検討する人

最初に見る3点

01届出と標識探偵業の届出と標識を確認できるか
02見積もりの総額調査員・時間・経費を含む総額を説明できるか
03調査と報告誰が調査し、結果をどう報告するか説明できるか

契約前に確認したい7つのポイント

1. 探偵業の届出と標識

探偵業を営むには、営業所ごとに公安委員会への届出が必要です。事務所の名称、所在地、公安委員会、届出書の受理番号などを、掲示された標識で確認してください。サイトに標識が見当たらない場合は、契約前に提示を求めることができます。

届出は依頼先を選ぶ出発点です。届出をしただけで、調査力や適法な方法が保証されるわけではありません。探偵には特別な捜査権限もありません。警視庁「探偵業の業務の適正化に関する法律の概要」

聞くこと:「契約する営業所の標識を見せてもらえますか」

2. 表示単価より、調査全体の見積もり

「1時間15,000円」と書かれていても、調査員1名分なのか、チーム全体なのかで金額は変わります。最低稼働時間、車両・機材、交通費、高速代、報告書、深夜や延長の料金も、同じ見積書で確認してください。

見積もりが「一式」なら、何人で何時間動き、どの費用が含まれるのかを聞きます。空振りの日、調査日の変更、追加調査、途中解約の扱いまで分かって初めて、ほかの事務所と比べられます。

聞くこと:「この条件で何日動く想定ですか。追加料金は、誰の承認で発生しますか」

3. 自社調査か、外部への委託か

相談を受けた人と、現場で調査する人が違うことがあります。外部への委託自体が直ちに問題になるわけではありません。ただ、誰が調査を担い、依頼者の情報をどこまで渡すのかは、契約前に知っておきたいところです。

警視庁の探偵業ガイドでは、契約前に説明する事項として委託の有無や内容が挙げられています。「調査は御社の調査員が行いますか」「委託する場合、どの業務を誰に任せますか」と尋ねてください。警視庁「探偵業ガイド」

4. 担当者の経験と、当日の体制

「創業20年」と「当日担当する調査員に経験がある」は別の話です。担当者の経験、人数、車やバイクを使う体制、対象者が予定外の移動をしたときの対応を聞いてください。

たとえば、駅から徒歩で移動すると思っていた対象者が車で出発したら、どう切り替えるのか。具体的な説明があるほど、その案件を想定しているか判断しやすくなります。

5. 自分の案件に合った調査計画

不安なときほど「必ず証拠を取れます」という言葉は魅力的です。しかし、分かっている行動の範囲や調査目的によって、必要な日数と体制は変わります。

帰宅が遅い曜日、出発地点、移動手段、本人から聞いた予定を伝え、「最初の調査日をどう決めるか」「対象者を見失った場合はどうするか」を聞きます。できないことや、現時点では判断できないことも説明してくれるかを見てください。

6. 報告書と元データの扱い

報告書は、何を知りたいかによって必要な内容が変わります。日時・場所・対象者の動きが分かるか、写真や動画の元データはどう扱うか、いつどの形式で受け取れるかを確認します。可能なら、個人情報を伏せた報告書の見本を見せてもらってください。

裁判や慰謝料請求を考えているなら、調査の前に弁護士へ必要な記録を相談する方法もあります。探偵が撮影したという理由だけで、資料の法的な評価が決まるわけではありません。

7. 契約を急がせず、書面で説明するか

「今日決めれば割引」と言われても、見積もりや解約条件が分からなければ持ち帰って構いません。探偵業者には、契約前に重要事項を書面で説明し、契約後に契約内容を書面で交付する義務があります。調査内容、支払う金額、追加費用、委託、解約、取得した資料の処分方法などを確認してください。警視庁「探偵業ガイド」

同じ質問を複数社にして、回答を並べると違いが見えます。国民生活センターも、複数社の見積もりを取り、調査方法、料金の内訳、キャンセル料の説明を比べるよう勧めています。国民生活センター「探偵業者や興信所を選ぶ際の注意点」

相談で見えてくる4つの失敗パターン

安い単価だけで決め、追加費用が増えた

時間単価が最も安い事務所を選んだものの、車両費、機材費、深夜料金、報告書の作成費が別にかかり、当初の想定より高くなったという相談があります。比較すべきなのは広告の単価だけではなく、想定する調査全体の費用です。

急かされて、比較する前に契約した

「今日契約すれば割引」と言われ、ほかの事務所の説明を聞かずに契約した後で、調査内容や解約条件に疑問が残ることがあります。急いで調査したい事情があっても、費用と計画を書面で確かめてから判断してください。

予定外の移動に対応できなかった

私が受けた相談には、対象者が車で移動し始めた途端に見失った例があります。駅・徒歩・車など、想定される移動が変わった場合の体制を、相談時に具体的に聞くことが役立ちます。

調査担当者や委託先が見えなかった

相談窓口の対応がよくても、現場に立つ調査員や報告書を作る人が分からなければ、品質を判断しにくくなります。自社調査か委託か、誰が結果に責任を持つかを確認しましょう。

比較サイトを見ながら探偵事務所を選ぶ人

見積もりを比べる順番

1

同じ情報を伝える気になる曜日、出発地点、移動手段
2

内訳をそろえる調査員・時間・車両費・報告書
3

変更時の条件を確かめる空振り・延長・日程変更・解約
4

書面を持ち帰る総額と調査計画を比較して判断

見積書は「同じ条件」で並べる

編集長おおしろが受けた相談には、2社の見積もりを並べて判断できた例があります。一方は「1時間18,000円・調査員2名」とだけ記した紙で、追加費用の説明がありませんでした。もう一方は、利用する路線と駅、交代する調査員、雨天や車移動での増員、報告書の費用まで書かれていました。

金額が近くても、後者なら「どこまでが契約内か」を判断できます。見積書を比べるときは、次の欄を同じ順番で埋めてください。

比べる項目 確認する内容
調査員と時間 単価は1名分か、人数・最低稼働時間・延長単位はどうなるか
移動と機材 車両、バイク、機材、高速代、駐車場代は含まれるか
結果の報告 報告書と元の写真・動画は受け取れるか、別料金か
予定変更 空振り、日程変更、キャンセル、途中解約の扱い
追加の承認 誰が、いつ、どの金額まで承認するか

私が受けた相談には、30時間パックを使い切っても、行動の当たりがつかず、決定的な場面を確認できなかった例もあります。行動がまだ読めないなら、最初から長時間の契約をする前に、どの情報が不足しているかを相談してください。

浮気調査の料金の目安

料金は、時間単価だけで決まりません。日数、人数、移動、報告書、追加条件で総額が変わります。次の数字は公的な全国平均ではなく、編集長おおしろが業界で見てきた見積もりと、浮気110番が現在紹介できる探偵社の条件です。

比較する項目 金額・条件
一般的な見積もりで見られる額 調査員1名・1時間あたり20,000~25,000円程度
高額な見積もり例 調査員1名・1時間あたり35,000~40,000円ほど
浮気110番が紹介できる探偵社 調査員1名・1時間あたり15,000~18,000円、最低稼働5時間が中心
調査全体の総額例 30万~80万円程度になることがある。日数・人数・移動・時間帯で変わる

紹介先の最低稼働5時間は契約上の条件で、5時間で証拠が取れるという保証ではありません。費用を比べるときは、単価が1名分か、税込か、車両や報告書が含まれるか、延長を誰が承認するかをそろえます。

時間制、パック、成功報酬型のどれでも、「成功」の定義、払う総額、追加費用、証拠が得られなかった場合の扱いを書面で確かめてください。詳しい見方は浮気調査の費用・料金相場でも説明しています。

浮気110番が紹介先を選ぶ基準

浮気110番は、調査する人と契約する人の説明が食い違わないこと、費用が契約前に分かること、報告書の質を重視しています。紹介先には、次の条件を確認しています。

確認する条件 紹介先について確認していること
調査体制 完全自社調査で、経験10年以上の調査員が担当する
移動への対応 車に加え、必要に応じてバイクによる調査にも対応できる
料金 契約時に示した料金以外の追加請求をしない
撮影 ビデオカメラを主体に撮影し、写真も併用する
報告書 弁護士監修のもと、裁判・慰謝料請求での利用を想定した報告書を作成できる

相談したからといって契約する必要はありません。必要な調査の範囲や費用を確認し、依頼しないという選択もできます。初回相談から報告までの流れは浮気調査を探偵に依頼した場合の流れを参照してください。

よくある質問

探偵事務所を選ぶとき、最初に何を確認しますか?

契約する営業所の探偵業の標識と、見積書の総額を確認してください。届出は最低限の条件で、調査の品質を保証するものではありません。誰が調査するか、費用に何が含まれるかも合わせて聞きます。

安い時間単価なら、費用も安くなりますか?

そうとは限りません。単価が1名分かチーム全体か、最低稼働時間、車両費、交通費、報告書、延長料金を含めて総額を比べてください。

外注している探偵事務所は避けるべきですか?

委託の有無だけで判断せず、委託先、委託する業務、個人情報の扱い、結果に責任を持つ事務所を確認してください。探偵業務を無届の業者へ委託することは認められていません。

「成功報酬型」なら、証拠が取れない場合は無料ですか?

契約によって異なります。「成功」の定義、着手金や経費、途中解約、結果が得られなかった場合の支払いを、契約前の書面で確認してください。

契約をその場で決める必要がありますか?

急いでいても、説明と見積もりを持ち帰って比較できます。契約前の重要事項の説明書面と、契約後の契約内容の書面を確認してください。

匿名で相談できますか?

浮気110番では、匿名・無料で相談できます。フォームは24時間受け付けています。送信後に公式LINEを追加すると、担当者からLINEで返信します。

まとめ

探偵事務所を選ぶときは、「有名か」「一番安いか」だけで決めないでください。届出、調査する人、案件に合う計画、報告書、契約条件を同じ質問で比べると、説明の違いが見えてきます。

特に、調査員1名あたりの単価と総額、追加費用の条件は分けて確認してください。今の情報で調査を始めるべきか分からなければ、まず不足している情報を整理するところからで大丈夫です。

執筆・監修:おおしろ(探偵業歴10年以上/OhshiroGroup合同会社代表。累計相談3,000件以上は編集長個人の実績)

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の法的判断は弁護士等の専門家へご相談ください。

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